ボルトエンジニア(株)

ボルトの共回り防止

動画はここ https://www.youtube.com/embed/Rl0KgJEIYhY?rel=0

① ケース1
ボルトの共回りは非回転SAKIワッシャーで解決します。

ボルトの共回りは非回転SAKIワッシャー

② ケース2
共回り止めに高価な治具はもう要らない。

共回り止めに高価な治具はもう要らない。

③ ケース3
二枚組の「緩み止めワッシャー」の問題

優秀な緩み止めワッシャーですが、締結時にボルト頭が連れ回ってはどうしようもない。非回転SAKIワッシャーを(ボルト頭に)使えば100%安心。

④ ケース4
板バネ付きナットの問題

優秀な緩み止めナットですが、振動を受けてボルト頭が連れ回ってはどうしようもない。非回転SAKIワッシャーを(ボルト頭に)使えば100%安心。

⑤ ケース5
ツインナットの問題

優秀な「緩み止めツインナット」ですが、振動を受けてボルト頭が連れ回ってはどうしようもない。非回転SAKIワッシャーを(ボルト頭に)使えば100%安心。

解決方法

共回りしないから、全てを解決するのが「連れ回りゼロ(の)SAKIワッシャー」

原理の説明

ナット(又はボルト頭)座面
トルクT1=F1xR
ワッシャーの床面に対する座面
トルクT2=F2xR
F1=F2だから、T2 > T1(ワシャは非回転)

A(40%)

ネジ部の摩擦に拠る等価トルク

B(50%)

座部の摩擦に拠る等価トルク

C(75%以上)

摩擦に拠ってワッシャーが床にしがみ付く
等価トルク:
C=Bx(ワッシャー摩擦有効径÷ボルト頭の摩擦有効径)
=Bx1.5以上となるように設計されている(~75)

C÷A=1.88以上(ほぼ2倍)
即ちワッシャーがナットの回転に合わせて連れ回るまいと「床にしがみ付くトルク」は、ナットを締め付ける際にナットがボルトを回そうとするトルクの約2倍弱のトルクになる。拠って、ワッシャーは決して回転しない原理となる。

連れ回りゼロ(の)ワッシャ寸法表

ボルト
ボルト
頭AF
ワッシャ 非回転率
内径 厚み 外径
14 22 14.5 5 32 1.57
16 24 16.5 5 36 1.62
18 27 18.5 5 40 1.59
20 30 20.5 5 44 1.58
22 32 22.5 5 48 1.59
24 36 25 5 52 1.55
27 41 28 6 59 1.55
30 46 31 6 67 1.57
33 50 34 6 73 1.57
36 55 37 8 76 1.52
36 55 37 8 80 1.56
39 60 40.5 8 87 1.57
42 65 43.5 8 94 1.57
45 70 46.5 8 102 1.58
48 75 49.5 8 108 1.57
52 80 54 10 115 1.55
56 85 58 10 123 1.56
60 90 62 12 130 1.55
64 95 66 12 138 1.55
68 100 70 12 144 1.54
72 105 74 12 150 1.54
  • 材質:S45C又はSCM435焼入れ
  • ワシャの床面接触面積は六角ナット座面積と同じに設計しています。
  • ※非回転率は、ワシャの回転し難さを表し、通常のワシャはこの値が1.0となります。

お問い合わせ

0120-500-207

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