ボルトエンジニア(株)

製品の紹介

軸力管理が出来て
確実に緩みを防止

トルク締めするとボルトの捻じれと、ねじ面・座面の摩擦で軸力は不正確。
トルクの10%程度しか軸力に変換されない。

「緩まない」性能を比較した実験結果の一部です。

3000Nmで締結した
M36xP4の緩めトルクの比較
図 図

テンションナット®の緩み難さは、締付け時トルク(或いは軸力)の数倍(=2.2~4倍)になります。

軸力128kNで締結した
M36ボルトの緩みトルク(Nm)比較
図 図

原理

複数個(6~20ケ)のプレスねじが組み込まれたテンションナット®本体と、斜面θ°の斜面ワシャーから成っています。

図 図

「ヘルツねじ」の仕組み
丸ナット本体に取り付けている複数の「ヘルツねじ」(=上の中央)は、特殊設計されたもので、圧縮力を受けて初めて面圧が均一になるように設計されています。これによって斜面をスムーズに滑るのです。
弊社の従来品では、傾いたプレスねじ(小ねじ)を使用し斜面デイスクに対し直角に当たるように作られていましたが、ヘルツの応力理論に基づき面圧分布を研究し実験した結果、先端部に適切な丸味を付けた「ヘルツねじ」の開発に成功しました。傾ける必要が無くなり、同時に締付け軸力の精度が一層高くなりました。

  1. ナット本体が緩もうとする(左回転しようとする)
  2. プレスねじが右へ動きθ°のワシャー斜面を登ろう(滑ろう)とする
  3. 少しでも登ると
  4. ボルト軸力が増加
  5. ワシャーは座面に強く押し付けらるのでワシャーは回らない
  6. 同時にボルトねじ面の摩擦力も(軸力の増加で)増大するから、やはり緩まない。

テンションナットRが緩まないのは、ナット座面やボルトねじ部の摩擦抵抗によってではありません。(緩まろうとすると)軸力が自動的に増加する為に、反って「余計に締まる」のです。

テンションナットの振動緩み試験

エアハンマー(自重1.7kg)で
2900回/分の振動を与え続けた

試験条件:M36xP4
有効ボルト長(被締付け長さ)150mm
締結軸力34kN(約3.4トン)
主題の条件で「緩み時間」の比較を行う
2018.6.21 自社内開発室

実験の様子
図 図

振動で、緩み始めるまでの時間(分)の比較
図 図

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総販売元
株式会社日本プララド
TEL:0120-500-207
メールアドレス:info@bolt-engineer.net

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